なぜ、ナパヴァレーを自転車で周ったのか?

私は、2023年、ひょんなことからnapavalley vintners Japanが主催するnapavalley wine expertの試験を受けて、合格した。ちなみにこのnapavalley wine expertは、ソムリエ協会に会費を払っている、ソムリエかワインエキスパートのみに受検資格があり、私は後者の資格であった。ちなみにこの試験には、enthusiasistという区分もあり、この区分は受験資格の縛りはない。

このテストの準備を通じてナパヴァレー の実に多様な気候、地形等を知り、是非とも現地で、その世にもおいしいワインとともにこれを味わいたいと考えた。

私は10年ほど前まで、短い期間ではあるが、トライアスロンをやっていたことがあり、長時間、自転車で長い距離を走ることに対する心理的抵抗感がない。また、トライアスロンを止めた後も日常的に泳いでいて、10kmの遠泳をやったり、近時はマスターズ水泳で1500m自由形とか400m個人メドレーとか持久力を要求される種目をやっていることもあって、有酸素、長距離系は自信がある。

他方、ナパヴァレーは縦約50km、横幅約10kmで、比較的狭い。

これは自転車で回るのが最高かもしれない。冷涼な空気と地形(起伏、標高差等)身をもって(主として足か)を味わうことができる。そんな思い付きから自転車で回ることにした次第である。

なお、ナパヴァレーで、車に乗せてもらって分かったのだが、車の場合は前方席に座った場合はフロントガラス、側面の窓しか見えないし、窓を開けない限り空気感は分からないのに対し、自転車は前方180度自分の視界が確保され、全身で日光を浴びられる(もちろん紫外線浴びすぎ、北部の暑いAVAでは灼熱のなか自転車をこぐことにはなる。)点が決定的に異なると思った。

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