自転車でワイナリーを回って、ワインをどうやって日本へ持って帰るか。

今回の旅の主たる目的は、ナパヴァレーを自転車で走り回って、その土地(AVA)の地形とか空気を体感し、各ワイナリーの土地を体感することである。もちろん、立ち寄ることができたワイナリーではテイスティングをしたり畑や醸造設備を見せてもらったりするが、ワインも買いたくなることもあろう。さて。それをどうやって持って帰るか。1、2本ならリュックに入れることも考えられるが、1本1kgを超えるから結構の負担になる。予約をしていないワイナリーにふらっと立ち寄って気に入り、買いたくなることもあろう。ケースで買いたくなることもあるだろう。自転車で宿に持ち帰ることは極めて困難である。

仮にワインをワイナリーから持ち帰っても、今度はそれを梱包して宅急便屋?に持ち込まなければならない。仮に持ち込むとしても1ケース6本でも相当の重さである。自転車で運ぶのはしんどそうだ。また飛行機で運ぶ時の梱包はしかるべくちゃんとする必要がある。うー、どうしたらいいんだ。

そうだ、ワイナリーでケースで買い、直接日本に送って仕舞えばいいじゃんかというのが最初の考えであった。ところがナパのワイナリーから直接に日本にワインを送るのは法的にダメなのでそうである(ただし、オーパスワンとかchappelletとかはFEDEXで直送可能らしい。)。さて、どうしたものか。数年前まではワイントレインの駅のショップでワインを買うとかして、ついでにワイナリーで買ったワインも一緒にそこから送ってもらうという方法があったらしいが、少し前に使えなくなったそうである。それにそもそも自転車でワイナリーを回る私にはその方法は無理である。宿に送り込むという方法もあったらしいが、梱包資材のゲットとか課題が残るし、ワインの発送のために時間と労力を取られるのはもったいない。

困り果てて、カリフォルニアのクロネコに相談のメールを送ったら、ワイナリーからクロネコに送れば順次一つの箱に入れて日本に送ってくれるという。やったー!万事解決。

クロネコからは商品の本数とか、それぞれの値段を申告するエクセルのフォームが送られてきてそれを記載してクロネコに送ればよいとのことである。安んじてワインを買うことができた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です