ナパヴァレーを自転車で巡る際の装備について

<サングラス>

ナパの陽射しは並大抵ではない。おまけに自転車の場合は強烈に浴びることにある。絶対に忘れてはならないアイテムである。私はド近眼であるため、カバー式のものにした。ハードケースもあり、視界も良好で使いやすかった。

<アームカバー>

サングラスと同じ理由で必携である。

<手袋>

日焼け防止の観点からは指までカバーするものがいい。転倒した場合に多少なり手を保護すること考えるとやはり手袋はした方がよいと思う。

<ヘルメット>

ヘルメットは自転車で転んだ時、頭を守るために必須のグッズであるが、レモンイエローとかピンク色のヘルメットにすれば視認性が高く、自動車に突っ込まれるリスクが減るように思う。

ナパの自転車屋のマネージャーにはレンタサイクルの予約をする前後から、お勧めのワイナリーとか、ルートの危険性とかたくさん相談させてもらってきたが、彼のおすすめは自転車走行中に目立つことであって、その一環で蛍光色のシャツを着ることが勧められた。もっとも、私は携行品を小さなリュックにいれて背負っていたので、ちょっと蛍光色のTシャツを着ても視認性は落ちるのではないかとちょっと心配していたが、初日にピンクのTシャツを持っていき、そのマネージャーに対し、あなたに言われたから持ってきたと言ったら、あっけなく「必要なし、このヘルメットをかぶれば、十分目立つから」と言われた。なんだよ、お前に言われたから、たくさん買ってしまったぞと一瞬思ったが、彼が貸してくれたレモンイエローのヘルメットは誠にありがたい守護神であった。

なお、Spring Mountainでは、昼下がりは、たくさん酒気帯び自動車が走っているので注意しろと言われた。ありがとうと言ったものの、うしろから突っ込まれたら終わりである。しかし、酔っ払い運転者も黄色には反応するはずであり、やはりレモンイエローのヘルメットは本当に良かったと思う。

ちなみに、ナパでは酒気帯び運転は常習化しているはずである。日本ではありえない事態であるが・・・

<水>

ナパはなにしろ乾燥しているので、水分補給は重要である。私は現地で1リットルのペットボトルを買い、como3.0のボトルホルダにいれておいた。中身はBCAAを水で溶いたもの。テイスティングをするワイナリーではたくさん水を飲むことが重要である。

ナパは水道の水が飲める。ワイナリーでペットボトルに水をいれてもらうこともあった。

<リップクリーム>

ナパヴァレーはとても乾燥している。日中、ずっと乾燥した空気の中をずっと走っていると唇が乾燥してバキバキになる。リップクリームを携行し、ときどき塗ることをお勧めしたい。

<スマホの充電池、ケーブル>

地図を確認するのにスマホは必携であるが、電池切れになったらアウトである。是非スマホの充電池、ケーブルを携行されたい。なお、como3.0にはUSB-Cのソケットがあり、そのタイプのケーブルがあれば充電が可能である。

<E-BikeのACアタブター>

como3.0は実に頼れるE-Bikeであった。しかし、バッテリーが死んではおしまいである。Green&Redに向かって道路封鎖でいったんGreen&Redを断念し、chappelletへ行って、再度別ルートでGreen&Redへ向かった話は別の記事で書いたが、再度別ルートでGreen&Redへ向かったその帰り、その日2度目の道路封鎖にあたってしまった。仕方なく、戻ることにしたが、セントヘレナの宿に戻るのが本当にしんどかった。ずっと昇りが続き、turboモードを続けていたら、どんどんバッテリーが減少。もうだめかと思ったらダウンヒルが始まって事なきを得たが、充電できるところではすかさず充電するべきと思い知った次第。

<カレースプーン>

さらにマニアックな話になるが、カレースプーンが必携であった。

como3.0のバッテリーは外せる。これは重要なメリットである。Specialized の他のE-BIKEの場合、おそらくフレームの強度を確保しつつ、スポーティーなデザインを維持するためか、バッテリーが自転車から簡単には外せないものが多い。バッテリーを外せないと、充電するためには、自転車をコンセントのある場所まで搬入する必要がある。屋外のコンセントを使わせてもらえればよいが、なかなかそううまくいかないこともあろう。

como3.0のバッテリー、実際に外すのは結構、大変であった。なにかバッテリーと自転車のフレームのゴムパッキンが干渉して、スタックしてしまう。NAPA VALLEY BIKEに相談すると、カレースプーンかナイフを用意するようにいわれ、TARGETまで買いに行ったものである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です